ドメインからIPアドレスの変換の仕方
(nslookupの動作結果からまとめてみました。)
パソコン「www.hogehoge.ne.jpのIPアドレスがわかりません」
POINT:Hostsファイルに記載があれば、この時点で解決する。
プロバイダDNS「僕もわからないから、おーい、最上位サーバさーん。www.hogehoge.ne.jpのIPアドレス
がわかりません。教えてください。」
POINT:DNSキャッシュが切れたか、本当にはじめて検索するのどちらかに当てはまる
キャッシュがある場合、この時点で解決する。
最上位サーバ「えっと・・・、こいつはここの所属だな。www.hogehoge.ne.jpを記憶しているのは・・・上位サーバです。」
POINT:すべてtldの「.jp」「.net」「.org」を所属という単位で登録されている。
プロバイダDNS「上位サーバさん、www.hogehoge.ne.jpのIPアドレスを教えてください」
POINT:sldの中位サーバは存在せず、2003年9月現在、すべて上位サーバで管理されている。
その証拠に次でいきなり近道がでてくる。また、上位サーバは各国のNICか提案者の委託組織先が管理する。
上位サーバ「えっと、この情報は、中位サーバさんが持ってます」
POINT:whois情報のネームサーバ欄をそのまま回答している。
プロバイダDNS「中位サーバさん、www.hogehoge.ne.jpのIPアドレスを教えてください」
POINT:最終的に登録先のDNSサーバが判明し、回答を得る事ができた。
中位サーバ「あー、こいつなら222.333.444.333だよ」
プロバイダDNSサーバ「わかったぞ。222.333.444.333にアクセスすればOKだ」
パソコン「OKです。」
というふうに、最終的にはDNSレコードが登録されているサーバにまで
誘導してもらい、教えてもらう流れになります。
まとめてみると、
1:パソコンは知っているDNSサーバに問い合わせをする
2:問い合わせられたDNSサーバ(プロバイダDNS)は、キャッシュがなければ最上位サーバに問い合わせる
3:最上位サーバから回答を得た、上位サーバに再度問い合わせる
4:上位サーバから回答を得た、中位サーバに再度問い合わせる
5:中位サーバから回答を得た、登録先DNSに再度問い合わせる
6:登録先DNSサーバから正式回答を得る。
7:一度得た回答結果は、しばらくキャッシュし同一問い合わせに対応する。
良く知られる、「.com」「.net」「.name」「.jp」等は上位サーバが違うため、
適度に違ったサーバを回答をしています。
実はメールサーバも同じようにIPアドレスを検索して、配送先に
届けていますので、DNSは重要なシステムかもしれませんね。
補足事項(全部、DNSサーバです(笑))
最上位サーバ:「.com」「.net」「.jp」などのgtld・cctld管理先の上位サーバを登録する
上位サーバ:「.com」「.net」「.jp」などの各tldを登録・管理するサーバ
中位サーバ:実際に登録されているサーバで、正体を知っている張本人(←刑事ドラマで言う、犯人(笑))
プロバイダやレンタルwebスペース会社が管理しているDNSサーバである事がほとんど
*なお、登場するサーバ名はすべて架空で最上位サーバから引いていただく事で
実際のデータを引く事ができます(nslookup上級者向け)
gtld……Generic Top Level Domainの略。主に一般的という意味で、
「.com」「.org」「.net」「.edu」「.biz」「.name」等が該当する。
cctld… Country Code Top Level Domainの略。主に各国のTLDという意味で「.jp」「.uk」「.au」「.cn」等多数該当する。
POINT:CyberSyndromeのCountry Codeコーナーで、cctld一覧が掲載されている。
一覧に掲載されていない既存tldと新規tldはすべてgtldと言っても過言ではない。
tld…… Top Level Domainの略。www.hogehoge.ne.jpの「.jp」等の事を指す
sld…… Second Level Domainの略。www.hogehoge.ne.jpの「.ne」等の事を指す
キャッシュ補足事項(DNSサーバのキャッシュする範囲について)
負荷軽減目的という理由があるのか、キャッシュする際には最上位サーバ・上位サーバ・中位サーバ・
検索結果のサーバの4つを漏れなくキャッシュする。それによりキャッシュサーバ本体にもインターネットの
全DNSサーバのデータが架空構築(キャッシュされるため最終的にはなんちゃって構築となる)される事になる。
キャッシュ時間が過ぎてしまうとクリアされるが、それまでは即座に対応できる事となる。
リンクに関しての補足
上位サーバ・gtld・cctldのリンク先は、JPNIC様のページです。
中位サーバの補足
ドメインの運営形態によって、サブドメイン毎にDNSサーバを準備する事もあり
その場合は、第1中位サーバから第2中位サーバの回答を得て
再度、第2中位サーバに再度問い合わせる動作をします。