Proxyって何?
ProxyServerというのは本来、データをキャッシュし2人目のトラフィックを軽減するためのものだ。
普段の接続経路は
ユーザのコンピュータ(要求元) ←→ WWWサーバ(要求先)
という経路を持つが、Proxyを使うと
ユーザのコンピュータ(要求元) ←→ プロキシサーバ ←→ WWWサーバ(要求先)
となる。
また、こうする事で、
キャッシュ・通信経路変更・匿名性確保を実現している。
キャッシュ :過去にサーバから受信したデータを一定期間キャシュして、2回目のアクセス時は
キャッシュのデータを渡す事で、トラフィックの軽減を図ります。
遠距離にあるサーバであればなおさら効果抜群です。だって、遠くまでいかなくても
近くにあるのですから。もちろん、自分は見ていなくても他の人が見ていれば
それもキャッシュされて利便性抜群です。
その効果を抜群にするには、Proxyより先の回線が太い事が重要で
もし、細い場合は遅くなってしまいます。
ブラウザにもキャッシュ機能はありますが、ProxyServerと比べると雲然の差です。
さて、ProxyServerのキャッシュの保存期間はどれくらいでしょう。
新しいファイルに更新されますから、永久というわけにはいきません。
期間はサイト管理者が指定でき(タグを使う)、なお且つ、ProxyServer側もディフォルトの
保管期間がありますので、一定期間がたつとキャッシュは消える様になっています。
フィルタリング:会社のファイアウオールですな。
ユーザに観覧権限を与えたり、禁止サイトを設定したり、ウイルスチェックしたり
データ加工したり、ほとんど見かける事はないと思います。大企業の社内LANに
出会わないかぎり^^;
通信経路変更:プロバイダの線が細く、Proxyより先の回線が太く構築している場合
Proxy経由の方がスピードが速いため、高速回線経由に変更できる。
webサーバまでの経路を変更するためというわけですな。
匿名性確保 :ProxyServerが「自分がアクセス者」ですと代わりに名乗る事で、
パソコン所有者の情報が相手に伝わりにくい。
伝わってしまうと、行動が追跡されたり、DDoSを受けたりします。
代わりに名乗る事で、上記の障害が回避できます。
で、代わりに名乗られると、アクセス規制も突破されてしまうわけですが・・・
Proxyの種類にはいくつかある。
Squid :とにかくキャッシュ機能に特化しており、他のSquid-Proxyと連携を取る事も可能な上
ファイルのダウンロード中に失敗しても、前回の続きから再試行(レジューム機能)をする機能
がある。ちなみに、標準ポートは3128番です。
Squid Web Proxy Cacheが公式サイトです。
Apache: 実はwebサーバ用のソフトなのだが、Proxyとしても動作可能なように設計されている。
でもって、初期設定を一部変更するだけというなんとも不思議なソフトです。
標準ポートは80番です。The Apache Software Foundationが公式サイトです。
DeleGate:純国産のプロキシソフトウェアで、もともと日本語の変換を補佐するために作られました。
何かしらの細工をする事を中心に作成されています。
唯一、多段Proxyという方法が使えるんです。
http://DeleGateのホスト名またはIPアドレス:ポート番号/-_-目的のURL
で、更に長く…
http://DeleGateのホスト名またはIPアドレス:ポート番号/-_-
http://DeleGateのホスト名またはIPアドレス:ポート番号/-_-目的のURL
てな事もできます。
今は、多段ができるProxyは絶滅してますが、標準ポートは8080番です。
DeleGate Home Pageが公式サイトです。
Socks :Proxyな感覚で、LANからインターネットに接続するためのものです。
TCP/IPプロトコルのソフトならすべて可能です。
キャッシュ機能などありませぬ。標準ポートは1080番です。
Socksが公式サイトです。
問題性1
Proxyを設置している所で、設定が甘いと外部からの接続を許してしまう所がある。
CyberSyndromeというサイトでは、そういうProxyのリストを持っているが
UG(アンダーグラウンド)では、その第3者中継可能Proxyを経由して
掲示板荒らし等を行っている。
その結果、ProxyServer利用者=極悪人という定義が出来上がり
1部の掲示板では、書き込み拒否、読み書き拒否が流行ってしまっている。
また、そういうProxyは日本だけでなく、海外にも存在するため、
ドメインによっては、あたかも海外から見ていると勘違いする事もあるが
一般のサイト管理者は認める事はないので、ご注意を。
問題性2
例えば巨大なLzhのファイルを一旦アップロードし、圧縮した内容を間違えたと気が付いたとする。
しかし、間違えを気が付く前にダウンロードされると、ProxyServerはブラウザからの「no-cache」命令を無視
してキャッシュを優先的にする事がある。
すると、間違えたファイルをいつまでも公開していると同じになる。
この対処方法は、ファイル名を変更して再アップロードするか1日待つ。
一日待てば、キャッシュの期限がすぎ、新しいファイルをキャッシュする結果となる。